ディオール、キム・ジョーンズによる19夏カプセルコレクションを伊勢丹新宿の限定ストアで販売

2018年9月15日 00:40

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記事提供元:ファッションプレス

 ディオール(DIOR)は、キム・ジョーンズが手掛ける初のメンズのプレフォールショーを2018年11月30日(金)に東京で開催。それに先駆けて、11月28日(水)より伊勢丹新宿店にて、2018年6月に発表したメインコレクションに先駆けてキムが手掛けた2019 サマーのカプセルコレクションを2週間にわたって世界先行展開する。

■世界先行、キム・ジョーンズによる2019 サマーカプセルコレクションを販売

 2018年6月のパリファッションウィーク、ディオール オム(DIOR HOMME)がブランド名を改め、ウィメンズラインとともにディオールとして新たなスタートをきった2019年夏コレクション。キム・ジョーンズがアーティスティック ディレクターに就任して以後初となる同コレクションは、メゾンの歴史を踏襲したシーズンだった。「レディ ディオール」をはじめとする多くのアイテムに施されてきた格子柄「カナージュ」、マルク・ボアン時代よりアイコニックな存在であり続けたオブリーク柄など、ディオールの歴史を象徴する銘品の数々がランウェイに登場した。

 そして、そのメインコレクションに先駆け手掛けたのが、2019 サマーカプセルコレクション。ショーに先駆けて展開する新宿伊勢丹店の限定ストアで展開されるアイテムだ。なお、同日よりハウス オブ ディオール ギンザでも取り扱いをスタートする。

■メゾン初のメンズ プレフォールショーは東京で

 メゾン初となるディオールのメンズ プレフォール 2019 コレクションのショーの開催が決定。これは、キム・ジョーンズの創作によってディオールと日本の歴史的な絆を讃えるものにもなるという。実際、ディオールと日本の関わりは創業者のクリスチャン・ディオールの頃から深く、それは今でも変わらない。

 クリスチャン・ディオールは、幼少の頃から日本の伝統と現代的な精神に魅せられ、メゾンの創設時より日本文化に大きく影響を受けてきた。過去に発表した「東京や歌麿-ディオールを幼いころから魅了し続けた浮世絵画家―」と、名付けられたドレスには、京都の名門である龍村美術織物の生地が用いられている。また、メゾンと日本の関わりはこれまでにも数え切れないほどあり、近年ではラフ・シモンズがアーティスティック ディレクターを務めていた2015年フォールコレクションを、日本で披露したことなども記憶に新しい。

 そして新たな歴史の一歩を歩み出したキム・ジョーンズもまた、同じく日本の文化や歴史に魅せられてきた1人。これまでに、彼の創作にも多大なインスピレーションを与えてきたという。彼は今回のショー開催決定にあたり、次のようにコメントしている。「自分にとって初めてのディオールのメンズプレフォールコレクションをショーで発表し、それを記念すべきものとする最善の方法が東京でのファッションショーです。日本は自分もよく知る、とりわけ好きな国です。その驚くべき比類のない文化、歴史、自然はいつも非常に魅力的で多大なインスピレーションを与えてくれます。」

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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