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Google Chrome、発表から10周年
9月1日、Google Chromeが発表から10周年を迎えた(Android Policeの記事、9to5Googleの記事、SlashGearの記事、VentureBeatの記事)。
Googleが公式ブログでGoogle Chromeを発表したのは2008年9月1日。同日、Google Chromeを解説するコミックも公開している。翌2日にはWindows版のベータ版が公開され、同年12月には最初の安定版が公開された。Mac版とLinux版のベータ版が公開されたのは2009年12月、安定版が公開されたのは2010年5月だった。Android版は2012年2月にリリースされた。
StatCounterのデータでみると、デスクトップ版Chromeのシェアは2009年7月にOperaを超え、翌8月にはSafariを超えた。Firefoxを超えたのは2011年11月、2012年5月にはInternet Explorerを上回って1位になっており、2018年8月時点では67.63%と圧倒的なシェアを占めている。最近ではChrome独自の機能が実装されることも多く、新たなInternet Explorerになりつつあるともいわれている。
10周年を記念して、Chromeがインターネットに接続していない状態で表示される恐竜(Dino)のミニゲームがバースデイ仕様になっている。ミニゲームは「インターネットに接続されていません」と表示された状態でスペースキーを押せばプレイできる。わざわざインターネット接続を切断しなくても、この画面は「chrome://dino/」で表示することが可能だ。手元の環境では通常版のままだったが、Chromeを再起動するとバースデイ仕様になった。バースデイ仕様のミニゲームは今月いっぱいプレイできるとのこと。
このミニゲームが誕生したのは2014年の初め。当初は古いAndroidデバイスではまともにプレイできなかったが、全面的に書き直しが行われ、2014年12月までに全プラットフォームで提供されるようになったとのこと(The Keywordブログの記事)。
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