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Chrome 69、再起動するたびにWebサイトごとのFlash使用許可が必要に
Googleが9月4日に安定版をリリース予定のChrome 69では、Flashサポートの廃止が一歩進められるようだ(Google Chrome Enterpriseヘルプ、Ars Technicaの記事)。
Googleでは2016年から「HTML5 by Default」として、Flashサポートを段階的に廃止してきた。現在はWebサイトごとにユーザーが許可することでFlashを利用できるようになり、設定はChromeの再起動後も保持される。しかし、Chrome 69では再起動するたびに許可が必要になるという。ただし、DefaultPluginsSettingやPluginsAllowedForUrls、PluginsBlockedForUrlsといったエンタープライズ向けポリシー設定は引き続き利用可能とのこと。
Adobeは昨年、Flashの更新と配布を2020年末で終了する計画を発表している。ChromeのFlash Roadmapによれば、2019年7月のChrome 76以降でFlashがデフォルト無効になり、2020年12月のChrome 87以降でFlashサポートが削除されるとのことだ。
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