フィルメランジェ2018年秋冬コレクション "温故知新"が導いた上質な日常着

2018年8月8日 15:16

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記事提供元:ファッションプレス

 フィルメランジェ(FilMelange)の2018年秋冬コレクションが発表された。

■「温故知新」を再考

 2018年秋冬シーズンでは、ブランド創立以来大切にしている「温故知新」を再度見つめ直し、素材の魅力はもちろんのこと、フィルメランジェらしい遊び心を最大限に引き出したピースを展開していく。

■最高峰の"吊り編み裏毛"

 メンズ・ウィメンズ共に用意したのは、新たに開発した最高峰の「吊り編み裏毛」を採用したスウェットやパーカー。シルクのような光沢感とカシミヤのような柔らかさを持ち合わせた、最高級のオーガニックコットン「アルティメイトピマ」を吊り編み機で編み立てた、上質な日常着を提案している。表の絶妙なハリ感と、裏地のふっくらとした仕上がりが特徴だ。

■羊が隠れるオリジナルパターン

 上質な素材を引き立てるのは、遊び心溢れるパターン。上品な光沢と弾力性、保温性を持つラムウールは、伝統的なフェアアイル柄とノルディック柄を組み合わせたオリジナルパターンに編み立てた。フィルメランジェのアイコンである"羊"が隠れているのもユニークだ。本来なら裏地となる面をあえて表地にすることで柄をぼかし、スタイリングに馴染みやすいようにするというアイデアも面白い。

■"オールドブルー"のアウタ―

 シーズンカラーはブルーやパープル、グリーンなど。ベーシックウェアには新色として加わるほか、秋冬シーズンに欠かせないアウターを鮮やかに彩っている。30年代~90年代のアメリカ海軍のダッフルコートをベースにしたメンズコートや、クラシカルなノーカラーのウィメンズコートは、どこかノスタルジックな魅力を纏った"オールドブルー"で、重くなりがちな秋冬のコーディネートに華を添えてくれる。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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