国内外の注目経済指標:日本の4-6月期GDP成長は1%台前半の予想

2018年8月4日 16:11

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記事提供元:フィスコ


*16:11JST 国内外の注目経済指標:日本の4-6月期GDP成長は1%台前半の予想
8月6日−10日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(日)6月経常収支■8日(水)午前8時50分発表予定
・予想は、+1兆2189億円
参考となる5月実績は+1兆9383億円。貿易収支は−3038億円だったが、第1次所得収支は+2兆3980億円の大幅な黒字を計上した。6月については、貿易収支は黒字転換すると予想されるが、第一次所得収支の黒字額は大幅に減少するとみられており、全体の黒字額は縮小する見込み。

○(日)4−6月期国内総生産一次速報値■10日(金)午前8時50分発表予定
・予想は、前期比年率+1.4%
1−3月期は天候不順などの影響で個人消費はさえない状況だったが、4−6月期はある程度持ち直したようだ。設備投資はまずまず順調だった。在庫調整やサービス輸出減少の影響などを考慮しても1%台の成長となる可能性が高いとみられる。

○(英)4−6月期国内総生産速報値■10日(金)午後5時30分発表予定
・予想は、前年比+1.3%
参考となる1-3月期実績は+1.2%。建設、サービス部門の低迷などで成長率は鈍化した。4−6月期については、製造業はまずまず順調、サービス部門は1−3月期における落ち込みの反動増が予想されており、全体の成長率は、1−3月期の実績をやや上回る可能性がある。

○(米)7月消費者物価コア指数■10日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+2.3%
参考となる6月実績は前年比+2.3%。7月については、エネルギー価格上昇が他分野に及ぼす影響が多少残されているが、関税措置による阻害要因を勘案するとインフレ率は6月実績と同水準になるとみられる。また、人員不足や需要増による価格転嫁の動きも出ているものとみられる。

その他の主な経済指標の発表予定は、7日(火):(米)6月JOLT求人、9日(木):(日)6月機械受注、(米)7月生産者物価指数、(欧)ECB経済月報リリース、10日(金):(日)7月国内企業物価指数、(米)7月財政収支。《FA》

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