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他人名義のSIMカード不正取得しアカウントを乗っ取る詐欺、米国で増加
記事提供元:スラド
米国でソーシャルエンジニアリング的な手口を使って他人名義のSIMカードを取得する事件が増えているという。昨今ではスマートフォンを使った2要素認証などを使うサービスも増えているが、この手口を使うことでこういった認証も突破できてしまうという(GIGAZINE、MOTHERBOARD)。
手口としては、ターゲットの個人情報を収集した上で、携帯電話事業者のサポートに「SIMカードを紛失した」として連絡し、攻撃者が所有する別のSIMカードに電話番号などを移転する手続きを依頼するというもの。日本ではSIMカードを紛失した場合には再発行が行われることが一般的だが、海外では別のSIMカードに電話番号などの登録情報を移行させることが可能で、これを悪用したもののようだ。
こういった攻撃は主にSNSアカウントの乗っ取ったうえで転売し利益を得ることを目的に行われているそうだ。
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