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Twitterに不適切な投稿、東京高裁の裁判官に懲戒申し立てられる
記事提供元:スラド
2017年12月、東京高裁が本来は公開しないはずの判決文を誤って公開するというトラブルが発生した(朝日新聞)。この判決文は2015年に発生した殺人事件のもの。裁判所は凄惨な事件や性犯罪などに関する裁判の判決文は非公開とするというルールを定めており、問題の判決文についてもこれに合致するものだったという(奥村徹弁護士による解説、この事件に関するFACTAの解説記事)。
この判決文が誤って公開されていたことは、東京高裁の岡口基一裁判官がTwitterに判決文のリンクを投稿したことから発覚したのだが、この事件の遺族はこれについて被害者の尊厳への配慮がないとし、高裁に岡口裁判官の処分を求めていた。これを受けて東京高裁は最高裁に同裁判官への懲戒を申し立てたという(朝日新聞、毎日新聞、共同通信)。
なお、岡口裁判官のTwitterアカウントは現在凍結されている。凍結の理由は不明。
(追記@15:00)毎日新聞の別記事によると、今回問題となった投稿は殺人事件とは異なる事件に対する投稿だという。「高裁は不適切な投稿を繰り返したことを重くみて申し立てに踏み切った」とのこと。
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