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スズキは、軽乗用車「ハスラー」にブラック2トーンの車体色を採用した特別仕様車「TOUGH WILD(タフワイルド)」を設定し、7月17日より発売した。
【こちらも】スズキ、軽自動車SUVの人気モデル「ハスラー」に特別仕様車追加
■人気者も3年目には苦戦
2014年に発売されたハスラーは、軽トールワゴンとSUVの要素を融合させた「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトに開発された。発売直後から大人気となり、ベースとなったワゴンRをも凌ぐ販売台数を記録し、今日のクロスオーバーSUVブームの火付け役にもなった。
しかし、最近ではライバルの新機種や、ベース車のワゴンRのモデルチェンジ、そしてホンダ・N-BOXの快進撃によりにより、陰に隠れた印象があった。そこで、今回の特別仕様車 は、SUVスタイルをより強調し、「カワイイ」イメージが強かったエクステリアが名前の通りタフでワイルドなイメージになり、人気回復を狙う。
■リヤクォーターパネルをブラック塗装する荒業
特別仕様の内容は、Aピラーからルーフ、リヤクォーターパネルをブラック塗装し、ボディー色との塗り分けを鮮明にした全車ブラック2トーンを採用し、オフブルーメタリックをはじめ全5色を設定している。そして、内装には、専用色オフブルーのインパネやレザー調とファブリック表皮を組み合わせた専用シートを採用した。
さらに、「スズキ セーフティ サポート」を採用するとともに、全方位モニター用カメラパッケージをメーカーオプション設定した。また、ディスチャージヘッドランプやLEDフロントフォグランプを搭載したほか、LEDサイドターンランプ付ドアミラーや「ナノイー」搭載フルオートエアコンを採用するなど、装備を充実させている。
メーカー希望小売価格(消費税込み)は、2WDが148万7,160円、4WDが161万3,520円となっている。ベース車の「G」に対して84,240円のアップでこの装備ならお買い得と言えるが、「タフワイルド」と名乗る割にはターボ仕様の設定がないのは残念。
■ジムニー人気に乗っかる作戦
スズキといえば、新型ジムニーが大きな話題となり、来店客も多くなっている。実際にはほとんどの人がジムニーの購入までにはいたらないのだが、そこにこのワイルドなイメージで、買い得感ある装備が満載の特別仕様車があることで、より現実的な選択肢として目に入るはずだ。(記事:田中秀雄・記事一覧を見る)
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