綾瀬はるかの新境地となるか!?「義母と娘のブルース」がドラマ化

2018年7月11日 17:06

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ビシッとスーツ姿の綾瀬はるかはどこか新鮮だ(c)TBS

ビシッとスーツ姿の綾瀬はるかはどこか新鮮だ(c)TBS[写真拡大]

■綾瀬はるかがついに母親役!?

 2018年の夏ドラマがいよいよはじまろうとしている。今回も旬な女優・俳優が活躍を見せてくれそうだが、好調の続くTBSの火曜10時枠がまた興味深い作品となっている。火曜10時枠は漫画原作が多く続いているが、今回は「義母と娘のブルース」という作品だ。

 本作の主演を綾瀬はるかが担当するが、なんと母親役となっている。その上に今回はバリバリのキャリアウーマンとなっており、今までの「干物女」や「天然」といったイメージを払拭する役どころだ。

■「義母と娘のブルース」のあらすじ

 宮本良一(竹野内)は数年前に妻を亡くし、一人娘の宮本みゆき(横溝菜帆)と2人で生活していた。しかし、良一は業界トップシェアの金属会社・光友金属の営業部長を務める岩木亜希子(綾瀬はるか)と再婚することを決める。

 さっそく彼の一人娘と対面することになる亜希子だが、子ども相手にいきなり名刺を渡しながら「私、このような者にございます」と挨拶してしまう。もちろん、みゆきは「私、この人嫌い」と一蹴し、波乱万丈の毎日が巻き起こる予感を漂わせていく。

 しかし、社内では「戦国部長」と呼ばれている亜希子は諦めなかった。百戦錬磨のビジネス経験を活かし、みゆきの心をつかもうと児童心理学の書籍を読み漁り、みゆきを知る友達からリサーチを行うなど、徹底したリサーチによって彼女の攻略法を探っていく。

 そして1つの解答に至った亜希子は、会社の後輩である田口朝正(浅利陽介)を巻き込んだ作戦を立てる。そのころ、良一は下山不動産の下山和子(麻生祐未)に「再婚は早くない?」と妙なことを言われるのだったー。

■「伝説の4コマ」とも言われた原作がドラマ化

 本作の原作となっている漫画「義母と娘のブルース」だが、2011年に発売された4コマ漫画だ。本作は連載終了後に電子書籍サイト「Renta!」で閲覧可能となり、2012年上半期4コマ部門第1位に輝いた。電子書籍だけでなく単行本がぶんか社から全2巻で発売されているが、出版数も少ないこともあって「幻の4コマ漫画」と呼ばれていたようだ。
 
 また、本作ではみゆきと亜希子の2人のやり取りが笑いを誘ってくれそうだが、やはり硬派な役となる綾瀬はるかに注目したいところだ。あらすじなどを見るに、亜希子は真面目が行き過ぎることで笑いを巻き起こす人間のイメージがあるので、ある意味綾瀬とのシナジーがいいような気がしてならない。

 ドラマ『義母と娘のブルース』は、TBS系にて7月10日より毎週火曜22時放送。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

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