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日経社員、業務用PCを分解しHDDから個人情報を窃取 懲戒解雇に
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 日本経済新聞の社員男性が別部署の社員の業務用PCを分解し、HDDから営業秘密とされていたデータを窃取していたことが明らかになった(読売新聞、朝日新聞、時事通信)。
窃取されたデータは日経新聞社員約3000人の賃金などのデータ。このデータは昨年12月にこの男性によって別の組織に提供され、その組織がこの情報を公開したことで発覚した。この社員は情報漏えいを理由に6月5日に懲戒解雇されるとともに、警視庁への刑事告訴も行われているとのこと。
この男性はこれ以外にも、日経新聞電子版の読者の個人情報(約34万人分)や日経ヴェリタスの読者情報(約3万6000人分)も持ち出していたという。
分解したPCは情報をコピーした後元に戻していたとのことで、そのため発覚が遅れたようだ。この男性はサービス残業に不満がありこの情報を外部に漏らしたと主張しているという。
なお、この事件を受けて日経新聞は謝罪記事を公開したが、公開当初は有料会員以外は記事の一部しか読めない「会員限定」の記事となっており、「お詫び記事も有料か」などとの指摘が出ていた(J-CASTニュース)。
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