インド準備銀、全ATMのOSをサポート継続バージョンへ更新するよう勧告

2018年6月28日 11:07

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記事提供元:スラド

headless曰く、 インドの中央銀行であるインド準備銀行(RBI)は21日、インド国内の商業銀行やホワイトラベルATMを運営するノンバンクなどに対し、Windows XPなどサポートの終了したOSを使用しているATMのOSを2019年6月までにアップグレードするよう勧告した(インド準備銀行の通知SoftpediaRegister)。

 RBIではサポートの終了したOSをATMで使い続けることの危険性に懸念を示し、以前から銀行にアドバイザリーを出していた。しかし、なかなか対策が進まないことから、対策のタイムラインを含む勧告を出すことになったようだ。

 タイムラインでは2018年9月までに25%以上のATMをサポートされるバージョンのOSにアップグレードするよう求めている。以降、2018年12月までに50%以上、2019年3月までに75%以上となり、2019年6月までにすべてのATMをアップグレードする必要がある。

 このほか、BIOSパスワードの設定やUSBポートの無効化、オートラン機能の無効化、最新の更新プログラムの適用、ATM管理機能へのセキュリティ対策などを2018年8月までに、スキミング防止やホワイトリスティングなどの対策を2019年3月までに実施するよう求めている。

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