思わぬ組み合わせに抱腹絶倒!?「聖☆おにいさん」がついに実写化!

2018年6月21日 06:38

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シュールな設定ながらも、かなりのはまり役だと感じさせる松山ケンイチと染谷将太(c)ピッコマ/講談社

シュールな設定ながらも、かなりのはまり役だと感じさせる松山ケンイチと染谷将太(c)ピッコマ/講談社[写真拡大]

■奇跡の漫画「聖☆おにいさん」に新たな奇跡が起きた!

 昨今の日本では映画・ドラマにおいて漫画の実写化が多く取り入れられており、その度に賛否を巻き起こすことも少なくない。それでも中には予想以上のクオリティで、原作ファンだけでなく映画・ドラマ好きをうならせることもある。

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 そんな中、再び大人気漫画に実写化の白羽の矢が立った。その漫画は「聖☆おにいさん」で、現世によみがえったイエスとブッダが1つの部屋をシェアするという驚きの設定だ。宗教問題なんて微塵も感じさせないシュールな展開がウリだが、どのような内容で、イエスとブッダは誰が演じるのか気になるところだ。

■「聖☆おにいさん」とは

 「聖☆おにいさん」は2006年から「モーニング・ツー」で連載スタートし、コミックスは2018年時点で15巻まで発刊されている。宝島社主催の「このマンガがすごい! 2009」オトコ編にて1位を獲得し、2009年には手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。

 「聖人」と呼ばれるブッダとイエスの2人が「下界のバカンス」を満喫しようと、日本の東京都立川にある安アパートにてルームシェアをする日常を描く。2013年に劇場アニメが公開されており、連載スタートから12年も続いているところを見れば根強い人気があることがわかる。

 地上に降りたブッダは「目覚めた人」として描かれており、仏像などで見られる螺髪や白毫、そして長い耳たぶなどの身体的特徴などはそのまま。あらゆる苦行の末に倹約家となり、基本的には家事も担当している。反対に「神の子」であるイエスは自由奔放なところがあり、浪費家なところもあってブッダにたしなめられることも多々ある。

 その生活の中で地上の人たちとの奇想天外な出来事が待ち受けており、その度に2人が喜べばあらぬ「奇跡」を起こし、反対にストレスを感じれば思わぬトラブルを巻き起こしてしまうのだったー。

■実写に挑戦するのは松山ケンイチと染谷将太!

 カリスマとも捉えることができるブッダとイエスの日常を描く「聖☆おにいさん」だが、福田雄一の監督と脚本によってついに実写ドラマとなる。さらに、福田監督ともつながりの深い山田孝之が総制作指揮をとることが決まっており、クオリティには思わず期待してしまうところだ。

 そして、イエス役は松山ケンイチ、ブッダ役は染谷将太が担当。実力派の2人であると共に、コメディ経験もあることを考えれば、新しい「聖☆おにいさん」を見せてくれることに違いない。

 ドラマ「聖☆おにいさん」は、カカオジャパンのサービス「ピッコマTV」にて2018年秋より配信予定。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

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