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南海電鉄、高野山ケーブルカーに新車両 設備も更新
記事提供元:スラド
yasuchiyo曰く、 南海電鉄は、6月6日、高野山ケーブルカーの新造およびそれに伴うバス代行輸送についての概要を発表した(プレスリリース、新車両デザイン)。
高野山ケーブルは1930年に当時の高野山電気鉄道により開通、高野山観光だけでなく生活路線としての側面もあり、戦時中も撤去は免れた。現在運行されているのは昭和39年に、翌年の高野山開創1150年記念大法会に備えて導入された2両編成の車両で、自動運転導入や電気式自動ドアは当時としては画期的だったという。
それから五十余年を経て新造される次期車両は、「期待感」「癒し・調和」「安全・安心」をコンセプトに和洋折衷のデザインで国際性豊かな高野山のイメージにつなげるそうだ。大型の窓ガラスを採用して四季折々の景色を楽しめるとともに、車両前面は大型の曲面ガラスとして斜面を実際に登り降りしているような臨場感を味わえるようにする。
また、乗降扉の開口幅を広げ車いすスペースを設置するなど、バリアフリー対応にも配慮しているようだ。
車両だけでなく巻上げ機など諸設備についても更新するため、ケーブルカーは今年の11月26日から来年2月下旬まで運休となり、代行バスが運行される予定。代行輸送等の詳細は10月頃に改めて発表される。
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