関連記事
Chrome 69、HTTPSページの「保護された通信」表示を削除
Googleは17日、9月リリースのChrome 69でHTTPS接続ページの「保護された通信」という表示を削除する計画を明らかにした(Chromium Blogの記事、Making HTTP As Non-Secure、The Vergeの記事、Ars Technicaの記事)。
ChromeではHTTP接続ページで情報アイコンの右側に「保護されていません」という警告メッセージが表示される場面を徐々に拡大しており、7月リリース予定のChrome 68ではすべてのHTTP接続ページに警告を表示する計画だ。一方、Chromeで閲覧されるHTTPS接続ページの比率が2年前と比べて大幅に増加していることもあり、保護された通信をデフォルト扱いにし、特に表示を行わないことに決めたという。
Chrome 69ではHTTPS接続ページで錠前アイコンのみがグレーで(現在は緑色)表示されるようになり、将来はアイコンも表示されなくなるようだ。この部分には証明書の情報やサイトの設定などを表示する機能が割り当てられているが、これらの機能がどうなるのかについては説明されていない。
また、10月リリースのChrome 70では、HTTP接続ページでユーザーがデータを入力した際に情報アイコンが警告アイコンに変わり、アイコンと「保護されていません」表示が赤色に変化するようになることも同時に発表された。将来はデータ入力の有無にかかわらず、すべてのHTTP接続ページで警告表示にする計画とのことだ。
スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | Chrome | セキュリティ | IT
関連ストーリー:
Chrome 68ではすべてのHTTP接続ページで安全性に関する警告が表示される 2018年02月12日
Chrome 63以降ではFTPでのアクセスに対し警告が表示されるようになる 2017年09月19日
Chrome 62、より多くの場面でHTTP接続ページの安全性に関する警告が表示されるようになる 2017年05月04日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク