関連記事
政府、大学入試の共通試験科目に「情報」を追加する方針
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 政府は17日、国の成長戦略を検討する未来投資会議において、大学入試センター試験に代わって2021年より導入される「大学入学共通テスト」に、将来的に国語や数学などに加えてプログラミングなどに関する「情報」の科目を追加する方針であることを明らかにした(会議配布資料、日経新聞、読売新聞)。
報道によると、2022年度より高校に共通必履修科目としてプログラミングを含む「情報I」が新設されることから、その卒業生が受験者となる2024年度からの科目追加を目指しているという。会議の議長を務めた安倍首相は「これからの時代の『読み・書き・そろばん』だ。文系、理系を問わず理数の学習を促していく」と述べたという事で、これまでどちらかと言うとおまけ的なポジションにあった「情報」を今後は国語・数学・英語と並ぶ基礎科目としていく方針のようである。
IT者が多いスラド諸氏には「情報」が基礎科目にあれば平均点が上がったのに、という人も少なくないだろう。一方でプログラミング教育の強化を巡っては、教育者の不足なども課題となっている。果たしてうまくいくだろうか?
スラドのコメントを読む | 教育 | 政府
関連ストーリー:
中高生の「基礎的な読解力不足」、全国調査で明らかに 2017年09月26日
小学生プログラミングバトル番組が10月放送開始 2017年09月06日
政府、地域住民が自主的に運営する「プログラミング学習クラブ」を推進する方針 2017年06月12日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク