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人を乗せて車型から人型に変形できる変形ロボットが公開
乗用人型変形ロボット「J-deite RIDE(ジェイダイト・ライド)」の試作機が公開された。ジェイダイト・ライド有限責任事業組合、ソフトバンクグループのロボット・ソフトウェア企業アスラテック、三精テクノロジーズ、BRAVE ROBOTICSの共同開発によるものだ。最大2名の人間を乗せて、走行可能な車の状態(ビークルモード)から、二足歩行で移動可能な人型の状態(ロボットモード)へ、またその逆も、変形することができるという。
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まさに、ひとびとがかつて幼い日に夢に見た、あるいはテレビで見た変形ロボットそのものである。諸事情により悪と戦ったりはできないようなので、基本的にはデモンストレーションあるいはゴーカートとしての利用を想定した、アミューズメントパークなどへの納入が構想されているとのことではあるが。
操作方法であるが運転席で操作することができるほか、無線での遠隔操作も可能。ちなみに、変形機構などのハードウェアの設計開発はBRAVE ROBOTICS社、足回りなどはアスラテックのロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」によって実現、デザインはなんと大河原邦男氏であるという。ご存知ない方のために申し添えておくと、「ガンダムをデザインしたメカニックデザイナー」である。それ以上の説明は必要あるまい。
さて、ジェイダイト・ライドは、5月5日、栃木県茂木町の「ツインリンクもてぎ」で開催されるイベント「ゴールデンウィーク ドキドキフェスタ ~働くクルマ大集合~」の中で一般公開される(イベントは4月28日~5月6日だが、公開は5月5日のみ)。また、11月には、アメリカ・フロリダ州で開催されるアトラクション関連のトレードショー「IAAPA Attractions Expo 2018」にも出展される予定であるという。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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