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変化する企業の営業活動 クラウド活用の「オンライン商談ツール」登場
「RemoteOperator Sales」の概念イメージ。(画像: インターコムの発表資料より)[写真拡大]
営業活動といえば、営業マンが個々の企業や家庭などを訪問して、商品・サービスを売り込むのが一般的である。ところが、そうした営業マン要らずのオンライン商談ツールが登場、これまでの営業スタイルを変えそうだ。
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オンライン商談ツールを開発したのは、コンピューターソフトの専門会社、インターコム(東京都台東区)である。同社は、クラウド上の営業関連資料を社内の営業グループで共有し、外部の顧客とあたかも対面さながらの営業活動を展開する、「クラウド型オンライン商談ツール」(RemoteOperator Sales :リモートオペレーター セールス)を開発、5月下旬よりサービスを提供する。
サービス提供に先立ち、同社は5月9日より、東京ビックサイトで開催される「第9回クラウドコンピューティングEXPO春」にサービスを出展する。
今回開発した「クラウド型オンライン商談ツール」は、営業マンが直接、取引先や顧客のところに出向かなくても、自社内、サテライトオフィス、あるいは自宅など、さまざまな場所から、インターネットを通じて、提案資料やデモ画面などを相手にリアルタイムで提示し、相手と電話やパソコンを通じて商談できる。
相手方の端末に専用プログラムなどをインストールすることは不要で、Webブラウザ上で簡単に接続できるのが特徴である。営業担当者の顔や名前を表示したり、電話での説明に合わせて資料の該当箇所をポインターで指示できるなど、訪問営業と遜色のないコミュニケーションを実現できる機能を備えている。
同ツールの導入によって、遠隔地の見込み客や、顧客訪問のための移動時間、交通費を削減し、営業マンを他の営業活動に振り向けられるなど、業務の効率化に役立てることができる。対面営業からオンライン営業へと、企業の営業活動は大きく変化しそうである。(記事:南条 誠・記事一覧を見る)
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