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米トランプ大統領、ベネズエラ政府発行の仮想通貨取引を禁止に
ベネズエラ政府が独自の仮想通貨「Petro」の発行を計画していることは以前にも報じられていたが、これに対し米トランプ大統領が3月19日、米国民がPetroを購入することを禁じる大統領令を出した。一方、Petroへのロシアの関わりについても報じられている(Time、Kabutan、CNET Japan、BBC、Slashdot)。
トランプ大統領が出した大統領令は、ベネズエラが発行したあらゆる仮想通貨について、米国民による購入を違法とするもの。また、トランプ大統領はベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を「独裁者だ」と批判、経済制裁も科している。
いっぽうでTIME誌によると、Petroにはロシア政府やロシア企業が絡んでいるという。ロシアなどはマドゥロ大統領を支持しており、仮想通貨発行を支援することで米国による経済制裁を弱めることを意図しているとされている。
なお、ロシア財務省は「財務省当局でペトロの創設に携わったものはいない」としてこの報道を否定。これらに対しベネズエラ政府は黙秘しているようだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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