FacebookのiOS用VPNアプリ「Onavo Protect」、個人情報を勝手に送信か

2018年3月9日 23:44

印刷

記事提供元:スラド

 2013年に買収によってFacebook傘下となったVPNクライアント「Onavo Protect」が、個人情報をFacebookに送信しているという話が出ている。アプリの機能を無効にしていてもこの情報送信は行われているという(RegisterGIGAZINESlashdot)。

 Notes on Analytics and Tracking in Onavo Protect for iOSという記事によると、送信されている情報は次のようなものだという。

 携帯キャリアや、使用している国、言語、iOSのバージョン、Onavo Protectのバージョン 
 デバイスの画面がいつオン/オフされたか 
 1日当たりの無線LANでのデータ使用量 
 1日当たりの携帯通信でのデータ使用量 VPNのパフォーマンス

 
 DNSリクエストレイテンシ 
 VPNがどれだけの時間使われていたのかを示すビーコン 最近2月にはFacebookのiOSアプリ内に同アプリへ誘導するような項目が導入されたことも話題となっていた

 スラドのコメントを読む | ITセクション | Facebook | プライバシ

 関連ストーリー:
ベルギー裁判所、Facebookによる「いいね」ボタンなどを使った同意無しでの個人情報収集を違法と判断 2018年02月22日
Facebookアプリはユーザーの音声会話を勝手に送信しその内容を分析している? 2016年05月30日
ベルギーの監督当局、Facebookのユーザー追跡は違法と判定 2015年05月22日
盲導犬が怪我させられたニュースを悪用しFacebookで個人情報を収集か 2014年09月01日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事