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スマホ予約で生鮮品を当日受け取り、ローソンが首都圏で新サービス
「ローソンフレッシュピック」サービスの流れ(ローソン発表資料より)[写真拡大]
ローソンは6日、東京都世田谷区、渋谷区など首都圏の約200店舗で、スマートフォンで朝に予約した生鮮品を当日夕方に受け取れる新サービスを始めた。取り扱うのは生鮮品など食品関係だけで、好きな時間にローソンの店舗で予約した商品を手に入れられるようになる。
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サービスの名称はローソン型ラストワンマイル「ローソンフレッシュピック」。取り扱う商品は、野菜や果物など青果と豆腐、納豆、調味料など食品だけの合計約500種類で、食材と調味料をセットにした商品約20種類も含む。このほか、成城石井などスーパーマーケットや専門店の商品も取り扱う。
予約は毎日午前8時までにスマートフォンの専用アプリで行い、指定のローソン店舗で当日の午後6時以降に受け取る仕組み。1回税込み1,000円以上の予約が条件となる。
サービス開始時の商品価格は、レタス193円、国産豚肉小間切れ200グラム298円、海鮮八宝菜のミールキット832円、通販・宅配サービスのキットオイシックスが提供するジューシーそぼろと野菜のビビンバのミールキット2人前1,274円、スーパーの成城石井が提供する牛乳1リットル280円、プレミアムチーズケーキ1本853円など。
サービスエリアは東京都世田谷区、渋谷区と、川崎市の高津区、中原区、幸区、川崎区、横浜市の都筑区、港北区の一部店舗となる。新たな物流網の構築は計画しておらず、既存コンビニエンスストアの店舗、物流網を活用して商品を各店舗に届ける。
総務省の2016年社会生活基本調査によると、5年前の2011年調査に比べ、女性の社会進出が進んだこともあり、主婦の炊事や自由な時間の減少が著しくなっている。このため、ローソンは宅配時間などに縛られることなく、空いた時間に指定の店舗で商品を受け取れる点をPRしている。
ローソンはこのサービスの販売状況を見ながら、サービスエリアを首都圏全体に拡大したい考え。将来は全国展開することも視野に入れている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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