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極東開発、軽量化した新型の4トン耐摩耗鋼板仕様リヤダンプトラック発売
4トン耐摩耗鋼板仕様リヤダンプトラック オプション装着車。 (画像:極東開発工業発表資料より)[写真拡大]
特装者の事業などを手掛ける極東開発工業は、耐摩耗鋼板「HARDOX」を採用した新型の4トン耐摩耗鋼板仕様リヤダンプトラックを開発した。発売は2月27日。
「HARDOX」(※SSAB、スウェーデン・スティール社の登録商標)は、高い高度と靱性を持つことで多くの実績を持つ耐摩耗鋼材であり、これをボディに採用したことで、このダンプトラックは強度の向上と大幅な軽量化をはかっている。耐久性が向上するだけでなく、長寿命化も実現している。
なお、スウェーデン・スティール社からHARDOXの特性を持った製品としての認定、「HARDOX IN MY BODY」を公式に受けている。HARDOXは、ほかにも炭鉱会社の機械や、掘削機械などにも使われているものである。
ボディ重量は従来機と比べ強度を落とさず約120kg、レンタル向けの強化機と比べれば約320キロも落ちているため、燃費向上による効率の高い運用が可能である。
また、サイドゲートとテールゲートがスチフナ(補強柱)なしの構造となっているため、すっきりしたシンプルなデザインである。ボディ表面がフラットになっているので、看板やステッカーなど、自由なデザインが可能となっている。
さらに、デッキとサイドパネルが一体化されており、溶接個所を極限まで削減、外観も向上。デッキには丸底デッキ形状が採用されていり、積荷をおろしやすく、また掃除がしやすい。
販売価格は118万円(税抜)。販売台数目標は年間250台。極東開発グループは、今後も新機種の投入により製品ラインナップを拡充し、特装車事業を強化していく予定であるという。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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