【注目銘柄】エン・ジャパンは18年3月期3Q累計大幅増益、通期予想は3回目の増額の可能性

2018年2月13日 16:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 エン・ジャパン<4849>(東1)に注目したい。求人情報サイト大手で、総合転職情報サイト「エン転職」を主力としている。18年3月期第3四半期累計は大幅増収増益だった。通期予想は3回目の増額の可能性が高いだろう。株価は地合い悪化の影響で上場来高値圏から反落したが、リスクオフの売り一巡して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期大幅増収増益予想、さらに3回目の増額の可能性

 18年3月期連結業績予想(11月8日に2回目の増額修正)は、売上高が17年3月期比24.5%増の395億円、営業利益が31.3%増の90億円、経常利益が31.4%増の90億円、純利益が49.8%増の60億円としている。配当予想は6円20銭増配の年間33円80銭(期末一括)としている。

 第2四半期累計は、売上高が前年同期比27.4%増の288億75百万円、営業利益が32.9%増の71億49百万円、経常利益が33.1%増の72億51百万円、純利益が38.0%増の50億57百万円だった。

 採用事業の主力の「エン転職」が好調だった。積極的なプロモーションによる高い応募効果、営業効率化の推進、拡販体制の強化などの施策が奏功した。人材紹介の子会社エンワールド・ジャパンの収益改善も寄与した。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が73.1%、営業利益が79.4%、経常利益が80.6%、純利益が84.3%と順調である。通期予想は3回目の増額の可能性が高いだろう。

■株価はリスクオフの売り一巡して上値試す

 株価は1月24日と2月2日に上場来高値6020円まで上伸した。その後は地合い悪化で反落したが、影響は一時的だろう。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。リスクオフの売り一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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