アイスランド議員、仮想通貨マイナーに対する課税を提案【フィスコ・ビットコインニュース】

2018年2月13日 07:47

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記事提供元:フィスコ


*07:47JST アイスランド議員、仮想通貨マイナーに対する課税を提案【フィスコ・ビットコインニュース】
バーチャル通貨のマイナー(採掘者)は豊富なエネルギーを求めてアイスランドに群がっている。水力発電や地熱発電所からの新たなエネルギーで、競争力の高い価格が魅力となる。

一部の議員は、ビットコインのマイナーに対する課税を提案したという。ABC二ュースが伝えた。2008年の同国の金融危機を受けて、金融投機への懐疑的見方が強く、議会内でも強い支持を得ているという。

アイスランド西部のケプラヴィークは、バーチャル通貨のマイナーに魅力的な土地となっており、大規模な建設が行われている最中。この地域のエネルギー会社は、仮想通貨のマイニング(採掘)により、国のエネルギー消費が今までの倍のおおよそ100メガワットに達すると見ている。国立エネルギー局によると、これは同国の34万世帯以上のエネルギー使用料にあたるという。

インターネット活動家で、金融危機以降躍進した「海賊党」のスマウリ・マッカーシー議員は、ビットコインの採掘が社会に与える利益に懐疑的見方を示し、規制され、課税されるべきだと訴えた。《KY》

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