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【注目銘柄】アルゴグラフィックスは高値圏モミ合い上放れの動き、18年3月期3Q累計2桁増益で通期予想は増額の可能性
アルゴグラフィックス<7595>(東1)に注目したい。CADシステムの販売および保守サービスを主力としている。18年3月期第3四半期累計は2桁増益だった。半導体関連の好調で通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は高値圏モミ合いから上放れの動きを強めている。
■18年3月期3Q累計2桁増益で通期予想は増額の可能性
18年3月期第3四半期累計連結業績は、売上高が前年同期比9.1%増の277億39百万円、営業利益が15.7%増の25億66百万円、経常利益が15.1%増の27億59百万円、純利益が18.3%増の17億74百万円だった。
CADシステムを主力とするPLM事業は、売上高が9.0%増の264億08百万円で、営業利益が17.0%増の25億05百万円だった。電機業界における半導体向け投資、および自動車業界全般の投資が高水準に推移した。
連結子会社ジーダット<3841>を中心に電子系CADソフトを開発・販売するEDA事業は、売上高が12.3%増の13億31百万円で、営業利益が21.9%減の60百万円だった。人員増の影響で減益だが、アウトソーシング関連ビジネスおよび海外向けビジネスが伸長した。
通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比6.2%増の370億円、営業利益が2.9%増の32億円、経常利益が2.0%増の34億50百万円、そして純利益が1.9%増の21億50百万円としている。なお17年10月に九州を地盤としてITサービス事業を展開するシステムプラネットを子会社化している。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は。売上高が75.0%、営業利益が80.2%、経常利益が80.0%、純利益が82.5%と高水準である。半導体関連の好調で通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価はモミ合い上放れの動き、06年の上場来高値試す
株価は高値圏でモミ合う形だが、本日1月29日には3980円まで上伸して上放れの動きを強めている。週足チャートで見るとサポートラインの26週移動平均線が接近している。モミ合い上放れの展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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