iOS 11.1、環境により「I」を正常に入力できないバグ見つかる

2017年11月9日 07:18

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記事提供元:スラド

headless曰く、 iOS 11.1にアップデートすると環境によっては単語「I」を正常に入力できないことがあるとして、Appleが修正版の提供までの暫定的な回避策を公開している(Appleサポートの記事Mac Rumors9to5MacThe Verge)。

 Appleのサポート記事ではこのバグについて、「i」と入力すると記号の付加された「A」に自動修正されると説明されている。しかし、RedditMac Rumorsのフォーラムでは、「A」ではなく「#」や「!」になることもあるという報告のほか、「I」と入力したときの候補に「A[?](四角で囲まれたクエスチョンマーク)」が表示される、入力した端末側では正常だが送信相手のMacでは「A[?]」と表示される、「A[?]」をコピペすると「I」になる、最近使った絵文字の一覧に「i」が表示されるといった報告も出ている。また、iOS 11.1に限らず、iOS 11.0.3で発生するといった報告もみられる。

 Appleが提示している回避策は、ショートカット「i」で入力する語句として「I」をユーザー辞書に登録するというものだ。このほかRedditやMac Rumorsのフォーラムでは、予測入力や自動修正を無効にする、GboardなどApple製以外のキーボードを使うといった対策も投稿されている。原因についてiCloudから提供される予測入力データ関連の問題や絵文字関連の問題が予想されているが、Appleでは原因を明らかにしていない。

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