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Google、地域別の検索結果をccTLD別から現在地情報に基づく提供へ変更
Googleは27日、Google検索およびGoogleマップの地域別検索結果を、ユーザーの現在地情報に基づいて提供するよう変更したことを発表した(Google Official Canada Blogの記事、The Vergeの記事、9to5Googleの記事)。
これまではgoogle.co.jp(日本)やgoogle.co.uk(英国)のように、国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)ごとのGoogleサイトを使用することで、その地域向けの検索結果を利用できていた。今後はいずれのccTLD別Googleサイトを使用した場合にも、デフォルトでは現在位置に基づく検索結果が表示されるようになる。
その結果、google.co.jpを使用していても、海外では現地に関連する情報が検索結果上位になる。現在対象となっている地域は、Googleのトップページや検索結果画面の下部に明示される。変更はモバイル版Web検索とiOS版Googleアプリ、デスクトップ検索、マップが対象となる。
現在地にかかわらず特定の地域向けの検索結果を表示したい場合は、Googleの設定で地域の設定を変更すればいい(デスクトップ版では「設定」→「検索設定」→「地域の設定」)。ただし、同じ環境でもブラウザーとccTLDの組み合わせによっては変更がまだ適用されておらず、ccTLDに合わせた画面が表示されることもあった。この場合は地域の設定オプションも表示されない。なお、この設定は「検索オプション」の地域の設定とは別のものだ。
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