Windows 10 Fall Creators Update、一般向けにリリース

2017年10月20日 07:14

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記事提供元:スラド

headless曰く、 Microsoftは日本時間18日午前2時、Windows 10 Fall Creators Updateを一般向けにリリースした(Windows Experience Blogの記事[1]記事[2])。

 Windows 10 Fall Creators Updateは動作確認の終わったデバイスから順にWindows Updateで提供される。MicrosoftではWindows Updateでの提供を待つよう推奨しているが、すぐにインストールしたい場合は「Windows 10のダウンロード」ページで「今すぐアップデート」をクリックして「Windows 10更新アシスタント」を実行すればいい。また、同ページから「メディア作成ツール」を実行すれば、インストールメディアを作成することも可能だ。

 なお、メディア作成ツールで作成したインストールメディアはビルド16299.15のものだった。累積更新プログラムはWindows 10のセットアップ中にインストールされず、セットアップ完了後にWindows Updateを実行するとKB4043961が適用され、ビルド16299.19となった。

 Windows 10 Fall Creators Updateの主な新機能としては、Windows Mixed Realityへの本格対応や「フォト」アプリでのムービー編集機能追加、よく使う連絡先をタスクバーにピン留めできる「My People」、OneDriveに保存したファイルをローカルファイルと同様に使用できる「OneDrive Files On-Demand」、iOS/Androidスマートフォンと連携する「PCで続行」機能、アイトラッキングデバイスのサポートなど。Microsoft Edgeでは電子書籍やPDFにハイライトやメモを入れられるようになっており、お気に入りのWebサイトをタスクバーにピン留めする機能や、F11キーで全画面表示にする機能も追加されている。

 また、Cortanaやセキュリティ、ゲームモード、Windows Inkなどの機能が強化されているほか、電卓アプリには通貨コンバーターが搭載されており、通知領域のバッテリーアイコンからパフォーマンスと消費電力のバランス調整も可能になるなどの機能強化が行われている。タスクマネージャーではこれまでバックグラウンドに表示されていたWebブラウザーのプロセスがメインプロセスにまとめて表示されるようになり、GPU使用量の表示も可能になった。

 個人的にはタスクマネージャーのプロセス表示変更が気に入っている。スラドの皆さんがFall Creators Updateで気に入った機能、Windowsユーザーに限らず気になる機能は何かあるだろうか。

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