露バーガーキング、スティーブン・キング原作「IT」はマクドナルドの宣伝と主張

2017年10月2日 07:04

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記事提供元:スラド

スティーブン・キング原作の映画「IT (邦題: IT/イット “それ”が見えたら、終わり。)」はマクドナルドの宣伝だとバーガーキングロシアが主張し、公開中止を求めてロシア連邦反独占庁(FAS)に訴えたと報じられている(Hollywood Reporterの記事FOODBEASTの記事)。

バーガーキングロシアは作品に登場する殺人ピエロ(クラウン)、ペニーワイズがロナルド・マクドナルド(ドナルド)にそっくりなので、マクドナルドの宣伝になっていると主張しているそうだ。FASの広報担当者はHollywood Reporterに対し訴えがあったことを認めたうえで、作品の内容を問題にすることはないが、宣伝が含まれているかどうかは確認すると期限は示さずに述べたとのこと。
バーガーキングは奇妙宣伝キャンペーン実施することで知られており、バーガーキングロシアもロイヤリティプログラムにブロックチェーン技術を導入したことが話題になっている。そのため、今回の訴えも企画の一つである可能性もある。なお、バーガーキングロシアのソーシャルメディアアカウントでは、この件を示唆するような投稿はみられるものの、直接言及しているものはないようだ。

ちなみに、YouTubeではドナルドをフィーチャーしたパロディー作品「It — McDonald's Edition (パロディーといっても結構ガチなので苦手な人は閲覧注意)」が4月に公開され、視聴回数は350万回を超えている。一方、米国では作品の公開後、クラウンの仕事がキャンセルされたなどという苦情が相次いでいるようだ。

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