【株式市場】米減税期待などで主力株が強く日経平均は3日ぶりに反発し日経JASDAQ平均なども高い

2017年9月28日 15:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は2万363円11銭(96円06銭高)、TOPIXは1676.17ポイント(11.74ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億358万株

 28日後場の東京株式市場は、米国の減税法案への期待などからトヨタ自動車<7203>(東1)やソニー<6758>(東1)、キヤノン<7751>(東1)などが一段と強含む場面があり、日経平均は前引けの水準(58円47銭高)から時間とともに上げ幅を拡大し、14時30分にかけて本日の高値になる132円82銭高(2万399円87銭)まで上げた。大引けも高く3日ぶりに反発した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、任天堂<7974>(東1)も米国の減税期待などから一段高の場面があり、前引けにかけて上げ一服だったアルコニックス<3036>(東1)は業績見通しの大幅増額が好感されて再び上昇。ジーンテクノサイエンス<4584>(東マ)は中国でのバイオシミラー事業の本格稼動発表が好感されて急伸。日本ラッド<4736>(JQS)は子会社の異動に伴う特別利益が好感されて急伸。

 28日新規上場となったロードスターキャピタル<3482>(東マ・売買単位100株)は10時9分に公開価格1820円を37%上回る2501円で初値がつき、後場2694円まで上げて大引けは2620円となった。

 東証1部の出来高概算は16億358万株(前引けは7億628万株)、売買代金は2兆7403億円(同1兆1819億円)。1部上場2026銘柄のうち、値上がり銘柄数は1461(同1117)銘柄、値下がり銘柄数は494(同790)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、金属製品、繊維製品、その他製品、ガラス・土石、機械、石油・石炭、保険、銀行、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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