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米大手信用情報会社から個人情報漏洩、インサイダー疑惑もあり米政府が調査
あるAnonymous Coward曰く、 クレジットカードなどの信用情報を扱う米大手消費者信用情報会社Equifaxが不正アクセスによって個人情報を漏洩させたことが報じられている。流出したのは氏名や住所、生年月日のほか、社会保障番号や免許証番号、クレジットカード番号なども含まれているという。(ITmedia)。
これだけならまだ昨今ではよくある話なのだが、漏洩を知った同社役員らがメディアで報じられる前に同社の株式を売却していたことも発覚、批判されている(TechCrunch、THE HELL、米エネルギー・商業委員会、米下院金融サービス委員会、Slashdot)。
また、利用規約には集団訴訟の権利を放棄するという条項が含まれており、こうしたことから政府からも批判を受けているとのこと。Tammy Baldwin上院議員は「Equifaxはこの重大な違反数週間にわたって被害者に伝えなかった」と発言している。また、米エネルギー・商業委員会が書簡で問い合わせを行い、米下院金融サービス委員会は聴聞会を開催すると発表、Equifaxにデータセキュリティ違反がなかったか調べる方針だそうだ。
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