サントリー、「山崎ミズナラ2017EDITION」を数量限定販売 1本10万円

2017年9月13日 21:03

印刷

「山崎ミズナラ2017EDITION」(写真: サントリースピリッツの発表資料より)

「山崎ミズナラ2017EDITION」(写真: サントリースピリッツの発表資料より)[写真拡大]

■サントリーが「山崎ミズナラ2017EDITION」を数量限定で販売

 サントリースピリッツは、シングルモルトウイスキー「山崎ミズナラ2017EDITION」を数量限定で販売する。10月3日に発売し、販売数量は約1,500本を予定している。また通常の販売に加え、ネットからの抽選販売分200本も用意されている。

【こちらも】日本市場にプレミアムウイスキー殺到、スペイサイドから「グレングラント18年」

 サントリーが保有する樽の中でもごくわずかなミズナラ樽を使用して、18年以上熟成させた希少な原酒のみを厳選。白檀や伽羅を思わせる香味と芳醇な味わいが楽しめる逸品だ。希望小売価格は、1本10万円(税別)。

■「山崎ミズナラ2017EDITION」抽選販売

 今回数量限定で販売される「山崎ミズナラ2017EDITION」は店頭での販売のほかに、ネットでの抽選販売がある。応募期間は9月12日から19日までで、専用サイト(http://www.suntory.co.jp/whisky/yamazaki/news/076.html)にアクセスして申し込む。

■世界的にも評価が高い「山崎」のウイスキー

 サントリーのウイスキーは1923年に「山崎蒸留所」から始まり、数多くの商品を生み出してきた。「山崎」はウイスキー作り60周年を記念して1984年に発売された日本を代表するシングルモルトウイスキー。「山崎ミズナラ2014」や「山崎LIMITED EDITION2016」は世界でも高く評価されている商品だ。

 ラベルには時間をかけて乾燥し仕上げた手漉きの楮100%の越前和紙を使用。また化粧箱にはサントリーウイスキーの熟成に使用していた樽材を再利用している。中身だけでなく、ラベルや化粧箱にも手を抜かず、時間の重みと熟成の深みを感じられる商品となっている。

■熟成の神秘が味を変えていく

 第二次世界大戦後、樽材の調達が困難になった山崎蒸留所では、日本産のオークであるミズナラを用いて樽を作った。しかしミズナラの新樽で寝かせた原酒は木の香りが強すぎて、高い評価を得ることができなかった。しかしその後も熟成を辛抱強く続けた結果、新樽では強すぎた木の香りが白檀や伽羅を思わせる豊かな香味に変化していったという。

 長い時間をかけ、丁寧に作られた「山崎ミズナラ2017EDITION」。熟成の神秘を感じながら、高貴で奥深い味が楽しめる。(記事:Natsuki・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事