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ドル円はレンジの下限を割り込まずに反発、SMBC日興証券(花田浩菜)
*12:26JST ドル円はレンジの下限を割り込まずに反発、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
米国と北朝鮮の発言から地政学リスクが再燃し、足元では円高が進んでいました。しかし、ミサイル発射保留を受け、地政学リスクは後退しつつあるようです。8/16付けの「主要通貨デイリー」では、今春以降のドル円相場について考察されていますのでご紹介します。
同レポートではまず、昨日の動向について、『昨日のドル円は、金正恩朝鮮労働党委員長がグアムへのミサイル発射を保留したことを受け、リスク回避色の後退から3営業日ぶりに110円台を回復した。投資家の不安心理を表すVIX指数は米朝における緊張感の高まりを背景に一旦上昇していたものの、足元は再び落ち着きを取り戻しつつある』と伝えています。
続けて、『ドル円は今春以降、108円台から115円前後でのレンジ相場になっているが、月の10日前後にピークを付け、翌月半ば頃に底を打つ傾向がみられる。そうした中、7月11日から続いたドル安円高局面も北朝鮮リスクへの警戒感の後退を背景に8月11日でひとまず下げ止まり、足元で反発している。米朝の全面的な軍事衝突は回避されるとの見方が強まれば、一段のドル買い戻しが期待される』と分析しています。
一方で、『北朝鮮情勢については懸念が払しょくされたわけではない。目先は25日に同国で「先軍節」などの記念日を控えており、今後の展開に依然として注意を要しよう。前述した通り、ドル円はレンジ相場が続いているだけに、ドル円が再び下落した際は直近安値108.74円(8/11)やレンジの下限である108.13円(4/17)といった水準が意識されよう』との見解を述べています。
最後に、本日の注目ポイントを、『FOMC(連邦公開市場委員会)議事要旨(7/25~26開催分)が公表される。インフレ動向や年内追加利上げなど金融政策に関する議論の詳細に注目が集まる』とまとめています。
詳しくは8/16付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜《DM》
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