J-PARCセンター、8月20日に施設公開実施

2017年8月12日 19:54

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記事提供元:スラド

KAMUI 曰く、 茨城県東海村の日本原子力研究開発機構 J-PARCセンターで8月20日(日)、今年度の施設公開が行なわれる(J-PARC 施設公開2017)。

J-PARC(大強度陽子加速器施設)は、素粒子物理など最先端研究を行なう陽子加速器群と実験施設群。先日「CP対称性の破れ」の可能性が95%まで高まったという研究結果が発表されているが、この実験ではJ-PARCのニュートリノ実験施設からニュートリノビームをスーパーカミオカンデに打ち込み、データを収集している。

今回の施設公開では、J-PARC最大の加速器やニュートリノ実験施設など4施設が公開される。研究者による講演会や、ここで行なわれている最先端研究について話が聞ける「素粒子サロン」「サイエンスカフェ」のほか、展示・実演・工作コーナーも用意される。

当日の見学に当たっては日本原子力研究開発機構本部の駐車場で受付を済ませる必要があり、ここを出発する無料シャトルバスでのみJ-PARCに入構できる。また、中学生以上については公的身分証明書(写真付きの場合は1種類、写真なしの場合は2種類)が必要となる。

なお、J-PARCにおいては屋外での写真撮影は禁止(屋内は可)となっているので注意が必要だ。

 開催時間は9:30~16:30、受付は15:30で終了する。

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