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【株式市場】北朝鮮の動向など気になり日経平均は軟調だが好業績株などは強い
◆日経平均は1万9729円74銭(8円97銭安)、TOPIXは1617.25ポイント(0.65ポイント安)、出来高概算(東証1部)はやや増加し19億6413万株
10日後場の東京株式市場は、13時にかけて円相場が再び1ドル109円台に入りかけたため、日経平均は一段軟化して52円88銭安(1万9685円83銭)まで下値を探った。北朝鮮が昨日のグアム島攻撃示唆を一段と具体化させ「ミサイル4発を米領グアム周辺に」と野声明を出したことも影響した。ただ、その後は、9日の257円安の相場で指数先物を売り建てた向きが3連休を前に買い戻す動きがあるとされ、日経平均も20円安前後で底堅く推移した。
石川製作所<6208>(東1)が防衛産業銘柄のイメージに加えて9日発表の四半期決算も材料視されて大幅続伸。日本マクドナルドホールディングス<2702>(東1)も9日発表の四半期決算が材料視されて高値を更新。上場2日目のトランザス<6696>(東マ・売買単位100株)は9時33分に3510円(公開価格の2.7倍)で初値がつき、その後は3695円まで上げて売買活況。
出来高概算はオプションなどのSQ算出があった割に盛り上がらず19億6413万株(前引けは9億9019万株)、売買代金は2兆5327億円(同1兆2346億円)。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は975(前引けは826)銘柄、値下がり銘柄数は935(同1050)銘柄。
また、東証33業種別指数で値上がりした業種は14業種(前引けは16業種)になり、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、非鉄金属、ゴム製品、倉庫・運輸、水産・農林、化学、小売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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