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一般ランナーたちの実態は?走る頻度から参加したい大会まで
ランニングに関する総合的なサービスを提供しているアールビーズ。2010年から毎年ランニングに関する調査を実施しているが今年も8回目を迎える調査を行った。今回は過去最多の17,868人が回答。お気に入りのランニンググッズやウエアのブランド、大会選択の基準、ランニングとの向き合い方などなど、多岐にわたる内容を質問している。
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今回のランニング調査内容を抜粋して紹介していく。回答者の男女比は男性81%、女性19%。男性は30から40歳(37%)、女性は40から49歳(40%)が最も多かった。基礎代謝が高い20代ではランニングに興味を持つ人は少なく、年齢が上がるにつれて体重増加や運動不足が気になりだして走り始める人が多いようだ。
ランニング歴だが、男女とも10年未満が大多数を占めていた。走る頻度は1週間に3から4回(37%)、1週間に1から2回(36%)というランナーが多く、月間走行距離は51から100km未満(26.6%)という回答が最も多かった。
興味がある競技では「フルマラソン」が約8割でダントツで第1位、その後には「ハーフマラソン」「10km以下のレース」と続いた。
今後出場してみたいレースの第1位は「東京マラソン」(57%)、第2位「大阪マラソン」(17%)、第3位「京都マラソン」(15%)だった。毎年、著名人も多く参加しメディアでも取り上げられることが多い東京マラソンを希望・夢見るランナーが数多くいることが分かった。
走ることを日課としている作家に村上春樹氏がいる。走ることを通じて、さまざまな言葉を残している。健康維持もあるそうだが、走ることは創造的なアイデアを生み出すためにも重要だと著書やエッセイなどで力説している。「基礎体力」の強化は、より大柄な創造に向かうためには必要不可欠。ぼんやりと生きる10年よりは、しっかりと目的を持って、生き生きと生きる10年の方が当然のことながら遙かに好ましいし、走ることは確実にそれを助けてくれるという言葉を残している。さらに、「走ることを通じて、昨日の自分をわずかにでも乗り越えていくこと、それがより重要なのだ」という名言もある。個人的にはこの言葉が実に心につき刺さった。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る)
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