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GoogleドライブにPCのデータを「バックアップと同期」するアプリ公開
Macバンでの画像(写真: Googleの発表資料より)[写真拡大]
Googleは12日、PC上の任意のフォルダをGoogleドライブに自動的にバックアップし、同期するツール「バックアップと同期」を公開した。これは6月28日にリリースすると予告していたが延期されていたものである。
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ツールはWindows用やMac用のデスクトップアプリケーションが公開されている。WebブラウザからGoogleドライブにアクセスすると、デスクトップアプリが入手できるリンクが貼られている。また現在すでにGoogleドライブとGoogleフォトが統合されており、GoogleドライブからGoogleフォトに保存した写真にアクセスすることができる。Googleフォトの各種設定は、統合前の状態が維持されている。
このアプリから、マイドキュメントなどPCまたはMacのフォルダを選択すると、自動的にGoogleドライブに同じ名前のフォルダが作成され、フォルダ内のファイルがバックアップされる。またそれらのファイルを更新すると自動的にリアルタイムに同期される。これによって、出張中や移動先でも必要なファイルにアクセスすることができる。
バックアップしたフォルダの同期はあくまで指定したPCとGoogle間でのみ行われ、Androidや他のPCとの同期はできない。これまで同様にファイルの共有を設定することはできる。またGoogleフォトはこれまで同様にAndroid端末で撮影した写真のフォルダと同期できる。
バックアップできる容量はGoogleドライブにより制限される。Googleドライブでは無料で利用できるのは15GBまで。それ以上の容量が必要な場合は有料プランへのアップグレードが必要となる。Googleドライブの有料プランでは、月額250円で100GB、月額1,300円で1TB、月額13,000円で10TBまで容量を拡大することができる。支払額は、年単位の前払いだと17%割引になる。
Googleドライブの容量は、Googleドライブ、Googleフォト、Gmailで使用している量の合計となる。現在自分がどのくらいの容量を使っているかは「ドライブストレージ」で確認できる。(記事:成瀬京子・記事一覧を見る)
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