高齢者向けに「自動ブレーキ車限定」など新たな限定免許の導入検討

2017年7月5日 08:34

印刷

記事提供元:スラド

 認知能力が低下した高齢者向けに、自動ブレーキなどの安全機能を搭載した自動車の運転のみを認める限定条件付き免許を導入するという話が出ている(時事通信日経新聞毎日新聞NHK)。

 現在の運転免許制度では、高齢になっても運転免許の更新は可能。しかし、昨今では高齢ドライバーによる自動車事故が増加していることから、一定の条件に合致した高齢ドライバーは運転の際の制約を強化した限定免許に切り替えてもらうことを検討しているようだ。制約としては安全機能搭載車両限定といったものに加えて、走行できる地域の制約や一般道限定で高速道は利用不可、といったものが議論されているという。

 スラドのコメントを読む | 交通

 関連ストーリー:
コミュニケーションロボットとの会話、高齢者の生活自立度改善に効果あり? 2017年06月12日
スラドに聞け:オートマ車のブレーキの踏み間違いを防ぐための「左足ブレーキ」は有効か 2016年12月05日
国土交通省、ハイブリッド自動車や電気自動車に車両接近通報装置の搭載を義務付けへ 2016年10月10日
群馬県調査、4人に1人は100m未満の移動でも自動車を利用 2016年10月10日
高齢ドライバーは「自分は事故を回避できる」と思っている傾向がある 2014年07月10日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事