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ローソン、日本郵便の新サービス「e発送サービス」の取扱を開始
利用のイメージ。(ローソンの発表資料より)[写真拡大]
ローソンは20日、全国の店舗で日本郵便の新サービス「e発送サービス」の取扱いを開始した。
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日本郵便の「e発送サービス」は、フリーマーケットやオークションサイトのシステムと連携した発送サービスで、出品から発送までを簡単に行えるもの。個人間取引での利用が想定されている。
e発送サービスを利用すると、スマートフォンやアプリでオンライン決済が行えるため、店頭で支払いをする煩わしさを感じなくて良いという利点がある。また、面倒だと感じる人が多い送り状の手書きも、データから印字されるため、利用者の負担が少ない。サイト上で取得した問い合わせ番号と認証番号(またはQRコード)を、ローソンに設置されているマルチメディア端末「Loppi」に入力または、QRコードの読み込みを行うと、「e発送サービス発送申込券」と送り状が発行される。その申込券と送り状を荷物とともにレジに持っていくだけで、スムーズに発送が完了する。商品の集荷は最大1日2回行われる。
経済産業省の調査によると、メルカリなどのフリマアプリやヤフーオークションのようなオークションサイトは、スマホの利用者が急増したことに加え、個人間取引のため消費税がかからないということもあり、若い女性や主婦の間で大きな支持を得ている。とりわけ、フリマアプリの年間市場規模は急速に拡大しており、2016年度には約3,052億円を記録した。
現在、e発送サービスと連携を予定しているサイトは、メルカリ、フリル、モバオク、ヤフーオークション、ラクマの5つ。
ローソンの受取サービスは33のサイトで利用できるが、今後は、e発送サービスだけにとどまらず、全国12,000店舗以上のネットワークを生かし、荷物の受取も含めたサービスの拡大を図る予定だ。個人間ECの利便性が向上するだけでなく、宅配便の再配達件数が多すぎるという問題の緩和も期待できる。(記事:服部小夜子・記事一覧を見る)
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