北朝鮮のサイバー攻撃、「HIDDEN COBRA」と命名される

2017年6月16日 20:45

印刷

記事提供元:スラド

 北朝鮮はさまざまなサイバー攻撃活動を行っているとされているが、そういった攻撃に利用されたボットネットインフラをついて米当局が「HIDDEN COBRA」と命名、注意を呼びかけている(ITmediaUS-CERT)。

 HIDDEN COBRAによる攻撃は2009年より行われており、さまざまな組織が攻撃を受けているという。手口としては「サポートが終了したMicrosoftのOS」(つまり古いバージョンのWindowsなど)やFlash Playerの脆弱性などを使用するもので、このインフラをベースとしたDDoSツール「DeltaCharlie」やそのほかさまざまな攻撃も行っているという。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ

 関連ストーリー:
被害が急増しているランサムウェア「WannaCrypt」は感染して数分で他のマシンに広まる 2017年05月17日
北朝鮮は金融機関をサイバー攻撃して核開発資金を得ている? 2017年04月08日
オバマ政権、北朝鮮にサイバー攻撃を指示していた。成否は不明 2017年03月09日
北朝鮮のサイバー攻撃部門が増員、約6800人規模に 2015年05月14日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事