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富士色素、新たな空気極採用の「アルミニウム空気二次電池」開発
記事提供元:スラド
冨士色素が空気極として窒化チタンもしくは炭化チタンを使用したアルミニウム空気二次電池を開発したという。これにより、従来発電の過程で生成され反応を阻害していた水酸化アルミニウムや酸化アルミニウムなどを抑制でき、実用化に向けて前進したという(ITmedia)。
アルミニウム空気二次電池はアルミニウムを電極として使用した二次電池。現在一般的に使われているリチウムイオン電池やニッケル水素電池と比較すると、電極として安価なアルミニウムを使用する、非常に安定、理論的にはリチウム空気電池に次ぐ容量があるといった特徴があるという。
富士色素は2013年に世界初というアルミニウム空気二次電池の開発に成功していた(当時の発表PDF)。
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