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年間受診回数世界2位の日本 多くの人が頼りにする病院検索サイトとは?
病院なびの利用者数遷移(eヘルスケアの発表資料より)[写真拡大]
急な体調不良――病院にかかりたいけど、どこへ行けばいいのか分からない。そんな時、大抵の人はなんらかの端末を利用してインターネット経由で病院を探す人が多いことだろう。そこで頼りになるのが、eヘルスケアが運営する病院検索サイト「病院なび」だ。
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エリアや受付・診察時間、診療科名などを条件設定できるため、求めている医療機関を的確にピックアップ。2017年5月(5月1日~5月31日)の月間のページビュー(PV)数は2,600万人を突破するなど、「病院なび」は、今、日本で最も利用されている病院検索サイトの一つだ。また、利用者の4分の3がスマートフォンからアクセスしており、手軽にアクセスできるサイトとしても認知されているようだ。
開設は2009年5月。運営元のeヘルスケアは、2014年6月に、東証1部に上場している東邦ホールディングスの子会社となっている。
「病院なび」が支持される理由は4つ。その1「場所、診療科など“今すぐ”というニーズに対応」、その2「症状や専門の診療科などきめ細かな検索が可能」、その3「施設や設備、医師などの豊富な情報を開示」、その4「病院・医院から直接、特徴や情報を収集して掲載」。患者のほとんどのニーズにきめ細やかな対応している点が魅力だ。
余談になるが、病院にかかる平均回数をOECD(経済協力開発機構)が公表している。2013年度の調査結果だが、年間の医師診察回数、第1位が「韓国」で平均14.6回、第2位が「日本」で12.8回、第3位が「ロシア」で10.5回だった。日本は国民皆保険制度が整っており、誰もが医療サービスを低価格で受けることができる。賛否両論あるかもしれないが、世界に誇れる医療制度が整備されているために、医療機関の検索ニーズが高いのだ。
自分は健康で病院にかかるはずはないと思っている人は多いが、人生何が起きるか分からない。病院検索サイト「病院なび」、覚えておいて損はない。万が一の時にあなたの役に立つ・頼りになるはずだ。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る)
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