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中国・株洲市、レール使わずペイントで誘導の路面電車を計画
記事提供元:スラド
headless曰く、 中国・湖南省の株洲市で2日、レールを使わない路面電車のような都市交通システムART(Autonomous Rail Transit)が公開されたそうだ(Mashable、People's Daily Online、Xinhuanet、Neowin)。
ARTのタイヤはゴム製で、搭載するセンサーを用いてコースを認識し、自動で誘導する仕組みになっているという。道路には2列の点線がペイントされており、これをガイドとして使用するようだ。「Autonomous」といっても完全自律走行するわけではないらしく、写真では運転席に人が座っている。ARTは10分間の充電で25km走行でき、標準の3両編成で300人、5両編成では500人を一度に運ぶことができるとのこと。
開発した中国の鉄道車両メーカーCRRCによれば、鉄道とバスの利点を組み合わせて高速で低公害のシステムになっているという。開通までのコストも通常の路面電車と比べて5分の1程度で済むそうだ。株洲市によれば、2018年に総延長6.5kmのART線が開通する予定とのことだ。
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