千葉県・房総半島沖の深海にレアメタル多く含む鉱床発見

2017年6月9日 11:52

印刷

記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward曰く、

 千葉県・房総半島沖に、レアメタルを多く含む鉱床が見つかった(NHK日経新聞時事通信)。

 この鉱床は「コバルトリッチクラスト」(CRC)と呼ばれており、コバルトやニッケル、プラチナなどを高濃度で含有するという。今回発見されたCRCの場所は水深1000~5500メートル付近で、その面積はおよそ950km2(東京23区のおそよ1.5倍に相当)だという。

 ただし、CRCは深海にあることから掘削技術がまだ確立していないという問題もあるそうだ。活用できるかは今後採算が取れる技術が開発できるかどうかにかかっているという。

 スラドのコメントを読む | 日本

 関連ストーリー:
しんかい6500、小笠原諸島沖の深海で大量のマンガンノジュールを発見 2016年08月28日
大同特殊鋼と本田技研工業が重希土類を使わないネオジム磁石を開発 2016年07月13日
貴金属やレアアースを使わない排ガス触媒が開発される 2016年02月09日
南鳥島沖海底でのレアアース発見、中国を脅かす? 2013年03月29日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事