老犬施設に入居する犬が急増 愛犬も大切な家族

2017年6月8日 15:38

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 人間同様、犬も介護される時代へ。リブモが運営する老犬介護のための情報提供サイト「老犬ケア」によると、全国の愛犬の長期お預かり施設(老犬ホーム)の有料入居頭数は467頭(2017年4月末時点)と発表した。

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 日本ペットフード協会が行った平成27年全国犬猫飼育実態調査では飼いたいペットの第1位は「犬」、第2位が「猫」だった。近年は愛猫家が増えているとニュース報道などで話題だったが、犬の人気はまだまだ健在。

 犬の平均寿命だが、平均すると全体で14.85歳。大型・中型犬が14.02歳、小型犬が14.62歳、超小型犬が15.67歳と、身体のサイズが小さい犬ほど平均寿命が長くなることが多いそうだ。また、犬種によっても寿命は異なるという。

 老犬ホームでのサービス内容だが、「食事の介助」はもちろん、「排泄の介助」「投薬の介助」「歩行の介助」「床ずれの介助」など、人間と同じようなサポートを受けることができる。リブモの「老犬ケア」に掲載されている老犬ホームは、同社のスタッフが直接取材を行い、施設の設備や衛生状況、介護スタッフのレベル、経営者の人柄などきめ細やかに調査している。安心・安全の太鼓判が押された老犬施設が紹介されるという形だ。

 犬も人間の家族と一緒と考える人が増えている昨今、老犬ホームや犬の介護事情などを提供するリブモはマスメディアにも取り上げられ、愛犬家・犬業界から問い合わせが多いという。WEBサイト「老犬ケア」では毎月、老犬ホームの入居頭数も発表している。愛犬の老後や介護が気になるという方は一度、「老犬ケア」をチェックしてみてはいかがだろうか。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る

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