宗教改革500年、祝福ロボットがドイツに登場

2017年6月2日 19:05

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記事提供元:スラド

headless曰く、 マルティン・ルターの宗教改革500年を記念してドイツ・ヴィッテンベルクで開催されている宗教改革世界展に、祝福ロボット「BlessU-2」が登場した(EKHNの記事1記事2EuronewsGuardian)。

 マルティン・ルターがヴィッテンベルクで「95ヶ条の論題」を提示したのが1517年10月31日。今年で500年となることから、ドイツ各地でプロテスタント教会がイベントを実施しているそうだ。BlessU-2はヘッセンおよびナッサウ福音主義教会(EKHN)が出展しているもので、身長約1.8メートル。7言語(ドイツ語、英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポーランド語、ドイツ語ヘッセン方言)に対応する。

 胸のタッチパネルで言語や男声・女声、祝福の目的を選ぶと、BlessU-2が両手を挙げ、聖書から適切な部分を選んで読み上げてくれる。手のひらが光るギミックも用意されており、祝福をプリントアウトすることも可能だという。

 EKHNによれば、デジタル化する社会での祝福の意味や、神がロボットを通じて祝福を与えることができるのか、といった問題に関する幅広い議論を盛り上げることがBlessU-2の目的とのことだ。

 宗教改革世界展の会期は9月10日まで。BlessU-2は市庁舎近くの仮設教会「LichtKirche(Church of Light)」で祝福している。

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