サイエンテックス、CB無線機の新モデル「JCBT-17A」を発表

2017年5月24日 15:57

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 古参なアレゲの皆さんの中には、CB無線機からアレゲの沼にはまり込んだ方々もいるのではないだろうか。CB無線機は1970年代にソニー、松下などの大手家電メーカーから販売されていた免許が不要で利用できる無線機の規格で、レジャーや業務と共に、アマチュア無線を取るきっかけとしても広く普及していた。しかし、違法CB無線の蔓延にともないユーザーは激減。2000年ころには大手も製造から撤退し、携帯電話の普及がさらに追い討ちをかけることになった。

 しかし、電離層のコンディションによる長距離伝搬に魅せられたCB無線ファンは細々と存在し続け、ついに浜松の計測器メーカーサイエンテックスから昨年、十数年ぶりの新機種SR-01が発売された。このSR-01は13万8,000円(税・送料込)と高価かつ受注生産にも関わらず販売は好調だったようで、今年も新機種JCBT-17Aが発表になった(hamlife.jp)。

 このスマホとネット全盛の時代に、アナログな無線に立ち返るのも面白いのかもしれない。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | 通信

 関連ストーリー:
技適マークのない無線機器を使ったことを自首しても(直ちには)何も起こらない 2017年01月19日
免許不要として市販されている無線設備、新たに47機種が過大な電波を出していたことが判明 2016年03月22日
日本で初というLTE対応IPトランシーバー/IP無線機、発売へ 2015年07月10日
ネパール大地震でアマチュア無線が被災地との連絡手段として活躍 2015年05月05日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事