ソフトバンク、スーパースロー撮影など可能な「Xperia XZs」5月26日発売

2017年5月24日 07:21

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Xperia XZs / アイスブルー(写真:ソフトバンク社発表資料より)

Xperia XZs / アイスブルー(写真:ソフトバンク社発表資料より)[写真拡大]

  • 左から、ブラック/ウォームシルバー/シトラス

 ソフトバンクは23日、スーパースローモーション撮影やシャッターを切る直前の画像も記録できる「先読み撮影」が可能なスマートフォン「Xperia XZs」を5月26日より発売すると発表した。SNSでより印象的な映像を投稿したい人の注目を集めそうだ。

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 今回のXperiaの最大の特徴は、新開発のMotion Eyeカメラシステムを搭載している点だ。スマートフォンでは世界初となるというメモリー積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載。有効画素数約1920万画素に加え、従来比約5倍の高速データ読み出しを実現し、「スーパースローモーション」と「先読み撮影」を可能にした。

 「スーパースローモーション」は、通常映像では1秒30コマのところを、1秒960コマの撮影ができ、テレビや映画で見るような印象的な映像を作ることができる。SNSなどで注目を集める映像を投稿できそうだ。また「先読み機能」では被写体の動きを検出し、シャッターを切る直前の画像も記録でき、撮影したい瞬間をより確実に撮影できる。

 その他には、ソニーのデジタル一眼カメラやサイバーショットにも使用している画像処理エンジンを採用。暗い場所でのノイズや高速移動によるひずみを低減する機能や、動画撮影時の手ぶれ補正機能も搭載する。

 以前からある「STAMINAモード」がさらに進化し、バッテリーの劣化を抑える技術も採用した。利用者の日々の使用習慣を学習し、バッテリー切れの時間を予測、通常よりもバッテリーの使用量が多いときには通知してくれる。またQnovo社と共同開発した充電最適化技術や、バッテリーの負荷を軽減して充電できる「いたわり充電」を搭載している。

 カラーはブラック・ウォームシルバー・アイスブルー・シトラスの4色展開。ディスプレイから側面、背面にかけて切れ目のないデザインで、背面パネルには高輝度、高純度のメタル素材ALKALEIDOを使用した。

 ソフトバンクは今回の発売に合わせて、「VoLTE(HD+)」のサービスも開始する。LTEの高速データ通信ネットワーク上で、音声通話よりクリアにできる。従来の「VoLTE」の音声帯域50~7000ヘルツと比較し、50~14000ヘルツとより高い音域に対応し、高音質な通話が可能となる。利用するためには、別途無料オプションへの申し込みが必要。(記事:高橋珠実・記事一覧を見る

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