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抗生物質「ドキシサイクリン」がパーキンソン病治療に役立つ可能性
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 抗生物質の1つであるドキシサイクリンが、パーキンソン病の治療に役立つ可能性があるとの論文が発表された(Scientific Reports掲載論文、Science Daily、The Science of Parkinson's disease)。
ドーパミン作動性ニューロン死を引き起こす神経毒6-ヒドロキシドーパミン(6-OHDA)をマウスに投与していたところ、40匹のマウスのうち2匹のみがパーキンソニズム症状を発現し、残りは健康なままだったという。研究者らはマウスに誤ってドキシサイクリンを含む食餌を与えていたことに着目、これがニューロンを保護しているという仮説を立てて調査を行ったそうだ。その結果、ドキシサイクリンを腹腔内に注射することで効果が見られることが分かったという。
また、ニキビ治療やマラリア予防では100mgのドキシサイクリンが投与されているが、神経保護には20〜40mgの投与で十分なことも強く示唆されたという。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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