関連記事
無線LANの暗号鍵解読して無断使用、電波法違反の可能性と総務省
記事提供元:スラド
headless曰く、 総務省は12日、他人の無線LANの暗号鍵を解読して無断で使用する行為について、暗号を解読する段階で電波法に違反する可能性があるとの見解を示した(日経新聞、読売新聞、朝日新聞、産経新聞)。
東京地裁が4月27日、無線LANの暗号鍵(WEPキー)は通信の秘密に該当しないとの判断を示したことを受けたものだ。検察は控訴を断念しているが、総務省では暗号鍵を割り出すために通信を繰り返す行為が無線通信の秘密の窃用に該当し、電波法に違反すると説明したとのこと。
これに先立つ総務大臣閣議後記者会見で高市総務大臣は、判決の電波法に関連する事案について法務省に情報提供を求めており、判決内容について精査していく考えを示した。また、無線LAN使用者に対しては、最新のセキュリティ対策を講じるよう求めている。
スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | 日本 | 法廷 | 通信 | セキュリティ | スラッシュバック | 暗号 | 政府
関連ストーリー:
無線LANのWEPキーを不正に入手して使用する行為は無罪、東京地裁が判断 2017年05月01日
未だに少なくないユーザーが自宅の無線LANを暗号化していない 2016年12月26日
ネット接続回線共有サービス「WiFiシェア」でシェアしたSSID/パスワードはバレる 2015年09月24日
空港の公衆無線LANサービスで第三者によって通信内容が簡単に閲覧できることが話題に 2014年08月27日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク