関連記事
ランサムウェア「WannaCrypt」、大流行中
あるAnonymous Coward曰く、 Windowsの脆弱性を狙って攻撃を行う「WannaCrypt」(WannaCry、WannaCryptor)と呼ばれるマルウェアがここ数日猛威を振るっている。週末明けの日本でも感染拡大の危険性があるとし、JPCERTが注意喚起を行っている(ITmedia、窓の杜、日本マイクロソフトのサポート情報)。
WannaCryptはファイルを暗号化して復号のために身代金を要求するという、いわゆるランサムウェアである。3月の月例アップデートで修正されたSMB v1の脆弱性を突くとともに、メール等のソーシャル的な手法で拡散を続けており、世界100か国以上で大きな被害を出している。IPAではアップデートを適用するとともに、不審なメールの添付ファイル開封やリンクへのアクセスをしないよう呼び掛けている。
Microsoftでは危険性を鑑み、サポートが終了しているWindows XPや8、Server 2003向けのセキュリティパッチも提供しているため、これらを利用中の方も至急アップデートされたし。
スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | 犯罪 | セキュリティ | Windows
関連ストーリー:
Googleが発見したWindowsのマルウェア対策エンジンのバグ、Microsoftが2日で修正 2017年05月13日
Google Playでゲーム攻略アプリに偽装したマルウェアが公開される。200万台以上が被害に? 2017年05月03日
新たなIoTマルウェア「Hajime」が登場 2017年04月27日
情報漏洩対策ソフトの脆弱性を狙った攻撃が相次ぐ 2017年04月12日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク